中古ブランド品の買取価格は、何故そんなに安いのか!?


20万円のバッグをコメ兵に持っていったら5,000円にしかならなかった!」とか、

5万円のワンピースをブランディアに出したら2,000円と査定された!」

など、驚きも混じったお怒りの声を、ヤフー知恵袋などの掲示板でもよく見掛けます。

以前、用事があって大黒屋に行ったことがあるのですが、その買取カウンターの様子が非常に印象的でした。

「ガラスをたたかないで下さい」とか、「大騒ぎしたら警察を呼びます」みたいな内容の看板がたくさん掲げられているのです。

おそらく、買取価格があまりに安いのに驚き、怒ったり騒いだりした人がたくさんいたのでしょう。

それくらい、一般の方が思っている中古ブランド品の価値と、実際の買取価格には大きな開きがあるのです。

正直なところ、当社のバイヤーも「何故そんなに安いんだ?」と言って怒られることもあります。

では、当社を含めて、コメ兵や大黒屋など買取業者の買取価格というのは、本当にそんなに安いのでしょうか?

その答えは、「モノによって全然違う」です。

中古で、かなり古いと思われる商品でも、びっくりするような高い査定が出ることもあれば、買ったばかりなのに定価の5%もつかないような商品まで様々です。


商品の価値はどう決まる?

では、中古ブランド品(新古品も含めて)の商品価値というのは、どう決まり、どう形成されるのでしょうか?

一つのブランド品の価格には次のような種類があります。

新品の場合

  • 定価
  • セール価格
  • アウトレット価格
  • 並行輸入品価格

まず、百貨店やブランド直営店で『新品』として売られている価格は『定価』です。

そして、売れ残った商品は、20%引き、30%引きというように、値引きして売られます。それがセール価格です。

更に、店頭でセールができない商品の場合は、アウトレットモールなどに流し、50%、60%という大きな値引き額で売られます。それがアウトレット価格です。

また、国内代理店と別に、並行輸入品店(インポートショップ)と言われるものがあります。有名なところだと、トコパシフィックやディアブロ、ローレンヒルズといった店です。

国内代理店の価格は、フランスやイタリアの現地価格に比べて1.5倍とか2倍くらい高いので、現地で直接買い付けてきて、日本定価の10〜30%くらい安くして売られていますが、それが並行輸入価格です。

中古品、新古品の場合

百貨店や並行輸入品店で買った商品に比べ、リサイクルショップや質屋、古着屋の商品は一度人の手に渡ったものですので、新品にくらべて大幅に安く販売されています。

中古品の中にも、一回も使ってない新品同様な商品もありますが、お客様(購入者)の目線から見ると『一回人の手に渡ったものは気持ち悪く感じられる』ようです。

また修理やメンテナンスも、新品であれば購入したショップで対応してくれますが、中古品店の場合はそうはいきません。

もし商品が壊れたら、日本正規代理店に電話番号で問い合わせしたり、メーカーの海外本社に国際郵便で送ったりしなければなりません。

これはドメスティックブランド(日本のブランド)でも同じで、リサイクルショップなどで買ったものは、メーカー本社に送らないと修理ができません。

ですから、中古品の場合は、最低でも定価の2割、3割くらいの価格でないと、売れないのです。

(もちろん、希少性のある商品、入手困難な商品、店頭であまり出回らなかった商品などは、中古品でも高い値段が付く場合があります)

そんな中でも、ブランド品を高く売っていい思いをしている人もたくさんいます。彼らはどうして高く売ることができたのでしょうか?

それは売り時を間違えなかったからです。

次の章で詳しく解説しています。

中古ブランド品は、売り時を間違えると大損する!?


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